映画『ココ・アヴァン・シャネル』を見てきました。
ファッションブランドのあのシャネルです。
個人的には全然ブランド好きでないので、
シャネルと言われてもどんなデザインかピンとこないのですが、
この映画は主演がオドレイ・トトゥということで、
ちょっと興味を持ったのでした。
高級ブランドというと金持ちのステータスのようなイメージで、
オシャレというよりむしろ下品な気がしてましたが、
ココ・シャネルは孤児という恵まれない環境から
成功を手にした才能と魅力に溢れた女性だったようです。
そして、男性社会に乗り込んだ強い働く女性というイメージもあれば、
ある男性に一途に恋する一人の女性でもあり、
この映画はそんな彼女の人間的魅力にフォーカスした作品に仕上がってました。
けど、その彼とは結婚しないまま、彼は交通事故で亡くなってしまう。
そんな彼女は幸せだったのか、不幸だったのか。
成功した彼女の笑顔がちょっと寂しそうだった気がしたのは気のせいかな。
映画は美しい映像と美しい音楽に彩られた素敵な作品でした。
どういうわけだかアメリカでも『ココ・シャネル』という映画が公開されていて、
こっちもちょっと見てみたいですね。