前から気になっていた映画
『サン・ジャックへの道』をDVDで見ました。
ケンカばかりしている兄弟3人が母の遺産を手にする条件として、
3人一緒にサンティアゴに巡礼の旅に出ることになる。
そこにはガイドと女の子2人、男の子2人、女性1人が一緒にいて、
計9人で目的地を目指すことになる。
それぞれが色々と事情を抱え、歩き出すのだけれど…
って話で、最後に3人が仲良くなって、
ハッピーエンドみたいに思われがちですが、
なかなか変わった話でした。
心温まるヒューマンドラマだと思っていたら、
意外とシュールな演出で、
非現実的精神的描写が所々に挟まってきたり、
巡礼の話のわりに宗教を批判しているかに見える部分もあるし、
けど最終的にさまざまな愛の形を表現しているような気もして、
ちょっと簡単に理解できる映画ではなさそうです。
けど、残念なことに何度も見ようと思うようなほど
いい映画だという印象はなかったかな…。^^;
サン・ジャックへの道という巡礼路は実際あって、
世界遺産にもなっているようだけど、
確かに映像に出てくる景色は本当に美しい。
これはフランス映画ですが、やっぱヨーロッパは景色が
ホント綺麗ですよねー。いつか行ってみたいなぁ。