『14才の母』というドラマを見ていて、
あぁ、日本も腐ってるなぁ、なんて思いながら、
これはおれ自身が常識に囚われ過ぎているんかな?
なんて考えてみた。
中学生でイヤらしいことして妊娠する。
この物語の問題点は、14才で性交していいのかってこと。
それが、おなかの子(命)を産んで母になる、なんていうと
とても神聖で中絶と比べたら正しいことをしているかのようで、
美化しているというか、正当化しているみたいでヤダ。
もうちょいそれ以前のこと、その行為は正しいのか、
ってことを考えるべきじゃないのかなぁ。
世間的に考えると、やっぱ不純なイメージがある訳です。
でも大人になっても結局不純だよね。(笑)
でも大人はそれを自覚しているけど、中学くらいじゃ
我を忘れてしまうような、正気を失うような、
ある種感動があったり、衝撃があったり。
多感な時期だからこそ冷静になれない危険性があるんじゃないかな。
ホントに子供を産むならなおさら精神的な強さが必要なんじゃないかなぁ、なんて想像する。
また、ドラマの中でも出てくるように、
生まれてくる子供が本当に幸せになれるか、という疑問も付きまとう。
子供を育てるっていう責任の重さを考えたとき、やっぱ産むべきなのか、ていうか、性交自体をしてよかったのか、ってとこに返ってくると思う。
けど、学校のない国、避妊をしない国、
平均寿命40歳程度の国、生き延びることが困難な国、
そんな国だったら、14才の母に対する偏見は少ないんだろうね。
まぁ、国々で事情が違うからこそ常識を持つことが大事なんだろうけど、
その常識をちょっと外して考えてみると、
なんか不思議な気分になる。
おれはとんでもない思想に支配されているんじゃないか、ってね。
でも、この国で生きている以上この国の常識でものを考えないと、
人殺しも正当化できなくない訳で、やっぱ常識的に考えなきゃダメだね。^^
という訳で、やっぱあのドラマは問題作です。
でも、おもしろいけどねぇ。^^中学生は感化されないでくれよ〜。