the capsule diary好きな映画、好きな音楽、好きな本…

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ニーチェ。 00:59
前から興味がありながら読んだことのなかったニーチェ。
『アンチクリスト』の斬新な現代語訳
『キリスト教は邪教です!』を毎日少しずつ読み、
昨日やっと読み終わりました。

内容はそのまんまでキリスト教批判でして、
自分も先進国に生きる典型的な無宗教者ですので、
すんなり受け入れることができる内容でした。

ただ、海外に行くと分かりますが、この日本で当たり前の感覚を、
キリスト教圏において発言すると言うことは、本当に勇気がいることで、
海外の人の宗教に対する執着は日本人の理解を超えていています。
まさに洗脳されているような興奮状態で、いい加減にしてくれという感じ。^^;

ニーチェのこの現代語訳はちょっとガサツであり、
おそらく原文も同様の下品な表現が含まれていたと思われるけど、
それでも凄い批判を書いてしまったなぁという感じです。
豊かで平和な国、日本で生まれ育った日本人には
当たり前すぎてつまらない本かもしれません。
けど、一度海外に行って、外国人にこういって欲しい。
「一応仏教だけど、特に神も仏も信じていないよ」と。
たぶん1時間は説教される…。(笑)

この『アンチクリスト』やニーチェで誤解されているだろうことは、
キリスト教批判であって、イエスを批判はしていない点。
むしろイエスを素晴らしい偉人だと彼は本書で語っている。
イエスの心をきちんと伝えていないから批判しているというようにも
捉えられる点が、なかなか共感しやすかったりする。

日本って国にもたくさんの宗教が入り乱れているけれど、
変な宗教が多かったり、形ばかりの仏教、神道だったり、
なんだかんだで本質的には宗教を必要としていない裕福な人ばかり。
でもそれってとても幸せなことだと思うんですよ。
自分はそんな日本が素晴らしいと思うし、世界に誇るべきだとも思う。
けど、世界のほとんどの国が宗教に支配されていて、
みんな凄く批判的だから、大きな声じゃ言えないけどね…。

ニーチェは結局精神病にかかったり、
超人などという神格化したものを取り上げたりしたもんだから、
この『アンチクリスト』の説得力がなくなっちゃったみたいだけど、
この書ってやっぱ凄い衝撃!

『キリスト教は邪教です!』はちょっと文体に疑問を感じるけど、
とても読みやすいのでお勧めですよ。

| 哲学 | comments(0) | trackbacks(2) | posted by bonehead -
人の道=未知。 10:00
最近よく思うんだけど、
人の人生って一本道でしょ。

人が出逢う時って、世界中の人が持つその一本道が
初めて重なり合った時で、その瞬間に
自分は相手の人生に入り込み、
また相手が自分の人生に入り込んでくる。

いい出逢いもあれば嫌な出逢いもあるだろうけど、
その瞬間は紛れもなく偶然に生まれるんだよね。

その偶然が凄く神秘的だなぁ、なんて。

(友人のブログにコメントしたことをそのまま流用してます。^^;)
| 哲学 | comments(0) | trackbacks(0) | posted by bonehead -
communication theory... 23:08
when you speak with someone,
talk will end since the person listen to you.
if not, of course you want to make the person listen or say "yeah!".

if you were in love with someone,
you might think if you had not been born, whether he or she would had been happy or not.

everything is caused by fear, i believe.
fear against being hated makes everyone learn how to communicate.
so brave men who don't have any fear of such case would be definitely uncomfortable actors.
| 哲学 | comments(0) | trackbacks(0) | posted by bonehead -
moratorium... 02:06
なんかモラトリアムな人って多いですよね。
大人になりきれない大人たち。

大人と子供の違いって考えてみると、
自分を中心に考えるか、人を中心に考えるか、
ってことだと思うんです。

子供は自分の好き嫌いだけの価値観だけど、
大人になるにつれ、相手の立場を考えながら
言動をするようになる。

人目を気にするってのも大人の宿命ですよね。
人に迷惑をかけては自分も他人も生きづらいし、
それを気にしなくていいのは子供の内だけ。

案外それを無視して大きくなってしまった人が
多いような気がして、なんか気になるんです。
たぶん幼児性が抜け切れないんですよね。

できることなら自分の幸せよりも人の幸せ、
自分の不幸よりも人の不幸を優先させられのが
大人なんじゃないかなぁ。

結婚したり子供ができたらまた違うんだろうけど、
母は強しってのは、やっぱ子供に命はっているからなんだろうな。
同じ歳でも妙に大人びて見えたりしますもんね。

まぁ自分のためよりも人のために生きてる人の方が
客観的に見ても、絶対カッコいいですよね!
| 哲学 | comments(0) | trackbacks(0) | posted by bonehead -
品性。 01:27
気づくってこと、ホントに大切です。

誰かが部屋に入りたいけど手がふさがっているとき、
さっと戸を開けてあげるだけで、
その人は凄く喜ぶし、心からあなたに感謝します。

気遣いも凄く大事です。

誰かが旅行に行ってお土産に美味しいお菓子をくれたら、
「ありがとう」「美味しかった」のひと言が
凄く嬉しかったりします。
そして自分が旅行に行ったらお返しにお土産を買って振る舞うのが
礼儀としてはベスト。気持ちの問題なので安くてもいい。

人のものは自分のものより大事。

借りたら借りっぱなしではレンタル超過料金を払わなければならないように
友人同士でも借りっぱなしでは超過料金を払うことになる。
それはお金ではなく「信頼関係の崩壊」という出費。
「金の切れ目は縁の切れ目」と昔から言いますから、
お金の貸し借りは特にシビアで、お金にルーズな人に真の友人はできないです。
人のものは腫れ物に触れるような気持ちで最優先に考えるべきです。

親の品性が子の人格を作ります。

宗教心のほとんど無い日本人は、教会や寺院に行くことがあまり無いため、
モラルや規律を守る心、礼儀作法を親に学ぶのみです。
つまり親の品性がヘボければ子はそれを身につけることができないのです。
といって宗教にはこれまたヘボい教えがついて回るので、
やはり品位ある親が、人が、日本においては増えていくことが望ましいのです。

で、何を言いたいかっていうと、
人のために何かをしてあげる、って心が無ければ、
人が自分に何かをしてくれる訳ないし、それを求めるなんて子供、甘えてる。
そんな大人が増えてないか?って懸念。

上には上、下には下がいる。

自分より強い者を見習い、自分もそれを目指す。
自分より弱い者には手を差し伸べ、自分の強さを分けてあげる。
それが優しさですよね。

被害妄想者は利己主義者。
自分のことより人のことを考えた方がいいです。
人のためになる人間になろうとすることが
人間としての価値を高め、
そこのみから自ら存在意義を見出せるのだと思います。
所謂人はひとりでは生きていけないってことです。


余談ですが、養老孟司の新書「まともな人」「こまった人」が売れているみたい。
読んでみたい。

| 哲学 | comments(0) | trackbacks(1) | posted by bonehead -
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